スタッフインタビュー(岡田聖子編) | 茅ヶ崎の美容院 CHELSEA hair(チェルシーヘア)

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2021.03.08 | インタビュー

スタッフインタビュー(岡田聖子編)

interviewer:チェルシーヘア広報 佐藤麻子(さとちゃん)

 

岡田姓にこだわる理由

 

ーホームページリニューアルにあたり、私の方でひとつ提案をしました。

 

「スタイリスト名を旧姓の岡田聖子じゃなく、高久聖子にしたらどうでしょうか?」
「そのほうが夫婦でやっている美容院だとわかっていいと思います」

 

なのに、断固拒否されてしまいました笑
そこまで夫婦仲が悪いのでしょうか?心配になります。

 

 

聖子さん

いえいえ、夫婦仲とは別の理由です笑

 

広島から出てきて、都内の美容院で働き出したときからずっと「岡田さん」と呼ばれてきました。

私は本当に不器用で、新人時代は先輩や店長に叱られてばかりだったんです。

「お前ほどできないやつは見たことがない」と言われてました。

 

使えない新人だったときから店長に昇格するまで、努力を積み重ねてきた時代が「岡田時代」なんです。

岡田に愛着があるし、高久聖子だと、これまでやってきたことがリセットされてしまう感じがします。
なんででしょうね。でも、同じ思いをお持ちの女性は結構いらっしゃるような気がします。

 

髪型も指定されていた新人の頃

 

ーなるほど、そんな理由があったんですね。普段、お客様や周りの人たちにはなんて呼ばれているんですか?

 

茅ヶ崎に店を構えてからは「高久さんの奥さん」「○○君のママ」あとは普通に「ママ」とかですね。

 

ーママ?え?笑

 

あとは店長の奥さんとか、電話のご予約では「女の人」とか。

主人と私の二人でやっている店なので「女の人(のほう)」という意味です。
女性は女性に施術してもらいたいという希望も多いので。

 

ー岡田姓にこだわっているのに名前を覚えてもらえず「女の人」と呼ばれてしまうんですね

 

そうなんです。初回は名刺もお渡ししているのですが、ある程度、関係性ができるまでは、名前を覚えてもらえないこともあります。もっとSNSで自分を出していかないとダメですね。

 

店長に昇格した頃

 

オープンから数年は毎日が地獄絵図でした

 

ーチェルシーヘアのオープン時、上のお子さんが3歳だったんですよね。そしてオープン直後に下のお子さんを妊娠されたと聞きました。店とか子どもとか育てるものが盛りだくさんで、想像するだけで心臓がキュッとなります。

 

 

そうですね。幼い子ども二人の育児に追われながら店を始めるというのは想定外だったので、一言でいうと毎日が地獄絵図でした笑
今は上の子が小学三年生、下の子も年少さんなので、おかげさまでだいぶ楽になりました。

 

ーどうやって地獄時代を乗り越えたのですか?

 

あまり余計なことは考えず、ただただ淡々と目の前のことをこなすようにしていました。考え込んだり迷ったりしている余裕もなかったですし。

 

 

あとはファミリーサポートを利用するなど、周りの人の手をお借りしました。
保育園が休みの日に、店で息子が退屈そうにしているのを気にかけてくださった男性のお客様が、息子を釣りに誘ってくれたこともあります。
周りのみなさまに助けてもらい、ここまでやってこられました。本当に感謝しかありません。

 

 

ー母になって考え方や意識の変化はありましたか?

 

独身時代と違い、時間の制約ができたことで、最初は戸惑いました。
ご予約を入れたいただくときに、お客様に私の都合にあわせていただくなんて、あり得ないことでしたから。

 

 

私の個人的な都合で予約が取りにくい状況で、お客様に選んでもらうためには、どうすればいいのか?
時間的制約のある私を選んでくれたお客様にどんなサービスを提供できるのか。
施術中は限られた時間の中で、集中してお客様のことを考えています。

 

ーなるほど。立場が変わってお客様への提案に変化はありましたか?

 

母親ってこんなにも時間がないのかと身をもって知りました。自分の見た目に構う時間がまったく取れません。
毎朝、ヘアメイクに時間をかけられない方のことを考え、サロンでの完成度以上に、その方の生活のバックグランド込みでスタイルを作っています。短時間のセットで再現できるスタイルですね。

 

ー今後、どんなお客様を担当していきたいですか?

 

店以外の場所で私が美容師だとお伝えすると、「私、もう長く通っている美容院があるからごめんね」と、謝られてしまうことがあるのですが、「あ、そのまま通い続けたほうがいいですよ」とお答えしています。

 

美容院は無理に変えない方がいいんです。
身体に触れる仕事なので相性もありますし、自分の好みにあうスタイリストと出会えることはラッキーなことだから、わざわざ変える必要はないと思っています。

 

 

美容院を変えてみるといいかもしれない人=「これまでのスタイルを変えたいと思っている人」「イメージを変えてみたい人」「おまかせでやってもらいたい人」に出会いたいです。

技術以外に「気が合う合わない」もスタイリスト選びの重要なポイントなので、まずはヘッドスパなどの軽めのメニューで、当店と合うかどうか、私と合うかどうか、気軽に探りに来てください!笑

私の作るスタイルを気に入って下さったお客様に、美容全般のアドバイスをさせていただくスタイリストとして、末長くお付き合いできたら嬉しいですね。

 

ーひとりひとりのお客様と一緒に年齢を重ねながら、ご年齢にあわせた美容の提案ができるのは素敵ですね。自分が暮らす街で美容院を営む最大の魅力だと思います。

 

本当にそうなんです。
ご縁のあったこの茅ヶ崎で、ひとりひとりのお客様と長く関われたら、こんなに嬉しいことはありません。

ACCESS

〒253-0054
茅ヶ崎市東海岸南1-1-20-2F 
ギャラリーポレン2階

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土、日、祝 10時~18時
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